おいしくお味噌を食べて、体の中から健康に!

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どら焼きで挟む、白味噌回鍋肉

 〈材料〉1人分
[どら焼き用]
ホットケーキミックス 150g
卵 1個
砂糖 20g
ハチミツ 大さじ1
牛乳 100㎖
みりん 大さじ1


[回鍋肉用]
豚肉(豚バラスライスもしくはこま切れ肉) 75g
キャベツ 1/6玉
ピーマン 2個
リング状のポテトスナック菓子(東ハトの「なげわ」など) 適量
唐辛子 1本
芦屋そだち白味噌 大さじ1
砂糖 小さじ1
コンソメ(キューブ状のもの) 1個
ゴマ油 小さじ1/2
片栗粉 少々
サラダ油 大さじ1/2

 〈作り方〉
[どら焼きを作る]
① ボウルに卵を入れてほぐし、砂糖とハチミツを加えて泡立て器で混ぜ合わせる。
② 牛乳を加えてさらに混ぜる。
③ ホットケーキミックスを加えて粉っぽさがなくなるまでさっくりと混ぜ合わせる。
④ みりんを加えて混ぜる。
⑤ フライパンを熱し、一旦火を止めてから濡れ布巾の上に置いて鍋底を冷ましておく。
⑥ 5)のフライパンに油(分量外)を敷き、4)を流し入れて7〜8cmの大きさになるように弱火で生地を焼く。表面にプツプツと気泡ができて来たら裏返す。
⑦ 6)を弱火で30秒程焼く。生地が焼けたら粗熱を取る。残りも同様にして焼く。

 〈作り方〉
[回鍋肉を作る]
① 芦屋そだち白味噌、砂糖、砕いたコンソメ、ゴマ油を混ぜる。
② ピーマンとキャベツは2〜3cmの大きさのザク切りにし、唐辛子は種を取り除いて輪切りにする。
③ 豚肉を3cm程の一口大に切り、両面に軽く片栗粉をまぶす。
④ フライパンに少し多めにサラダ油を入れ、3)を炒める。
⑤ 豚肉に少し火が通ったら、1)を加えてさらに炒める。
⑥ 5)に2)を加えて炒める。
⑦ キャベツがしんなりしすぎない程度に火が通ったら出来上がり。

 〈作り方〉
[どら焼きで挟む、白味噌回鍋肉を作る]
① どら焼きの生地に回鍋肉を載せ、もう一枚のどら焼きの生地で挟む。
② 目に見立てるようにリング状のポテトスナック菓子を2つ配したら出来上がり。

≪ポイント≫
どら焼きの作り方5)で濡れ布巾をフライパンの鍋底に当てて冷ましていますが、こうする事で熱の伝導が均一になって焼きムラがなくなります。
使用する野菜は、一旦水に浸してからキッチンペーパーで包み、3分程レンジにかけると炒め時間が短くて済みます。
今回は白味噌で回鍋肉を作っていますが、味が物足りない場合は炒める時に甜麺醤や豆板醤を少し足してもいいと思います。
キャベツはシャキシャキ感を残すために炒めすぎないようにしましょう。

料理考案Cチーム/豊川いのり・河内屋柚乃・川本紗貴・中西紗和

学生考案レシピ

学生のレポート その2(Cチーム)

私が考える和洋中の白味噌活用術

  私が考える白味噌の活用術を三つ紹介したい。まず一つ目は、回鍋肉での使用。回鍋肉というと、甜麺醤や豆板醬を用いるのが一般的だが、私は白味噌で調味する事をお薦めしたい。こうする事で一風変わった回鍋肉が楽しめるからだ。私達が創作した「どら焼きで挟む、白味噌回鍋肉」には、創作上二つのポイントがある。まず市販されている東ハトの「なげわ」を用いてその食感を楽しむ点。六甲味噌製作所の「芦屋そだと白味噌」を甜麺醤や豆板醬に代用する事で上品な甘さを有した回鍋肉ができあがるわけだが、食してみると「なげわ」の塩味が上手く合わさり、味のアクセントになっている。その上、スナック菓子独特の食感が旨さをアップさせているのだ。もう一つのポイントは、どら焼きで挟んでいる事。このどら焼きはホットケーキミックスで作っている。その際、砂糖も入れて甘さを出す。この甘さと回鍋肉の味がマッチしづらく思えるかもしれないが、意外にも味のバランスがよく、相方とも喧嘩せずに美味しく食べられるのだ。どら焼きに挟む時に「なげわ」を目に見立て(眼鏡にも見える)ちょっとユーモラスな雰囲気を醸し出すようにした。この「なげわ」は別にいくつ使ってもよく、その効果が味変になっていいのである。

 私が思う白味噌活用術の二つ目は、味噌焚き。そもそもこれは祖母が作っていたもので、豚肉(こま切れ、もしくはバラ肉)、ネギ、コンニャクを味噌と水、砂糖、酒で焚いた料理だ。これを母が教えてもらい、うちの家庭でもたまに作ってくれる。この料理は赤味噌ベースなのだが、一緒に白味噌を用いる事で甘みが加わり食べやすくなる。白味噌の量を変える事で甘さの強弱ができ、自分好みの味に変身できる点が秀逸だと思っている。

 第三番目は食パンでの利用。インターネットなどで調べてみると、白味噌を使って様々な調理アレンジがなされているが、私はもっとシンプルな例があってもよくないかと考えていた。作り方は、いたって簡単で、マーガリンと白味噌を適当な量ずつ混ぜ合わせ、それを食パンに塗り広げてトースターで焼くだけ。仕上げに砂糖を適量まぶせば完成する。焼いた味噌とマーガリンが砂糖にマッチして甘さが引き立つ味になる。私はこれを思いついた時にすぐに試作し、母にも試食してもらった。ここで母の意見も少し取り入れ、微調整を行ったのだが、焼く前に砂糖をまぶしておいてもいいし、焼いてから砂糖をまぶし、バーナーで軽く炙ってもいいようだ。さらに甘みを求めるのであれば、白味噌とマーガリンを混ぜ合わせる際に砂糖を少しだけ加えておくのも一つの手である。

 私が考える〝和洋中の白味噌活用術″は、かくの三つ。味噌だからといって和食の調味料として決めつけるのもよくない。実際に白味噌を使って試作する事で新しい発見ができるのだと実感した。皆さんも家庭に白味噌が残っていれば、こんな風にアレンジするのをお薦めする。白味噌の可能性は無限大なのだから…。
(文/大阪樟蔭女子大学学芸学部ライフプランニング学科 豊川いのり)

学生のレポート その3(Cチーム)

白味噌を使った事でわかるアレンジの面白さ


私達が受講する「フードメディア演習」の授業では、六甲味噌製造所の商品を使って料理創作を行うものがある。先生から「芦屋そだち白味噌」を手渡され、それをベースにレシピづくりを行うのだ。私達のチームが考えたのは、「どら焼きで挟む、白味噌回鍋肉」。つまり回鍋肉の具を白味噌で調味するわけだ。回鍋肉とは、代表的な四川料理で、皮付きの豚塊肉を茹で冷ましてから豆板醤や豆鼓(とうち)、甜麺醤、醤油、老酒などで調味したもの。野菜には蒜苗(ソンミョウ)を使うのだが、日本では陳建民がキャベツで代用したので一般的に豚肉とキャベツの味噌炒めを回鍋肉と認識するようになってしまった。ちなみに陳建民(「四川飯店」の創業者)は、昭和32年にNHKの「きょうの料理」で「豚肉とキャベツの味噌炒め」として紹介している。日本の回鍋肉は、本場に比べて甜麺醤を多く使うために甘辛いのも特徴の一つだ。

 この回鍋肉を私達は、白味噌で調味しようと考えたのである。具材は、豚肉・ピーマン・キャベツ・唐辛子などで、それを「芦屋そだち白味噌」で調味した。当初は、白味噌と回鍋肉が合うのかと心配したが、意外とはと言っては何だが、思った以上にマッチした。それだけでは面白くないので、どら焼きで挟む事にした。どら焼きの生地は、パンケーキを作るのと一緒。ならばホットケーキミックスを使用するのがいいと判断したのだ。本来、中身にはカスタードクリームを用いるのだろうが、私達は回鍋肉の具を入れて挟んだ。ここで難しかったのは、生地の焼き具合だ。焦げてしまったらいけないのでその点を注意しながら作った。

 ちなみにこの授業でのテーマは、白味噌の工夫術。私は、授業で白味噌を扱うまであまりなじみがなかったのだ。先生から「芦屋そだち白味噌」をもらってから家庭でどんな調理法があるのだろうと悩んだ。そして辿り着いたのが豚汁だったのである。白味噌で作る豚汁の具は、豚肉・コンニャク・玉ネギ・豆腐。それを赤味噌や合わせ味噌でなく、白味噌でやるのだ。

 家で「芦屋そだち白味噌」で豚汁を作ると、とても美味しかった。自分の中では、白味噌というと、正月の雑煮のイメージだったが、豚汁も同じ汁ものなので美味しく出来る事には変わりないと改めて思った次第である。
ならば、回鍋肉とて同じ論理に。炒めるのに豆板醬や甜麺醤ではなくてはならない理由などなく、白味噌でも美味しく出来上がるはずである。授業内のブレストでは、スパゲッティやパンケーキなど色んなジャンルの料理候補が挙がっていたが、それらと組み合わせても白味噌はよく合うのではなかろうか。私は、今回の創作で、アレンジして料理を考えるのはとても発想は大変だったが、出来上がった作品の面白さを実感出来るのはいい事だと思った。
(文/大阪樟蔭女子大学学芸学部ライフプランニング学科 河内屋柚乃)

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